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2022.06.07 day

ゆらぎの存在

こんにちは。I.D.Worksスタッフの髙橋です。
水辺や森林を訪れた時に強く感じるのは“ゆらぎ”です。

自然のリズムたち。
寄せては返す波、ゆれる炎、そよぐ風、虫や鳥の声。木の年輪も等間隔ではありませんね。

むかし読んだ文章に、自然界には静止し続けているものはないとありました。
規則正しさに美しさと怖さを感じることがありますが、不規則との狭間であるゆらぎに対してはどこか心が癒されるような気がしています。
ひとつひとつ僅かに違っている民藝品などもゆらぎと呼べるかもしれません。

一定のリズム・秩序の中にふと違う瞬間が生まれる。
その予測できなさがおもしろく、心地良いと感じます。

okizaもゆっくり動いています。
規則的に、不規則的に。

先日、ぽつりと点る灯りにさそわれて覗きこんだokiza 3座の一室。
loolさんの小さなオフィスが生まれていました。

暮らしそのもののような心地よさ。⁡
気分で模様替えもされるようです。
常時開放されていますが、次に店主さんとばったりお会いできる日も楽しみです。⁡

お隣の部屋ではflower shopさんの工事がはじまっています。
先日解体が無事に済み、大工さんにバトンタッチ。
傷みを補修しながら、素地を活かしていくリノベーションは一進一退の作業です。

それから数日後にはお隣の部屋でも。

ここはI.D.Worksの社内図書室です。
一般の方にも立ち寄っていただけるよう準備を進めています。
大きな水屋箪笥や古家具を運び込んだので、きっと少しずつ本が増えていくのでしょう。

時間や空間、ことやものの変化。
いろいろなokizaのゆらぎを感じてみてくださいね。