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2023.06.26
day
“待つ”豊かさ
こんにちは、スタッフの髙橋です。
8座の傍にひっそり佇む煉瓦の正体はお手製の燻製窯です。
先日2回目の燻製づくりをしたのですが、待つことを考える機会になりました。
なにもしないことをする“待つ”。
そこには祈りや願い、時には対峙であったり、過去・今・未来を行き来する小さな旅のように思います。
さまざまなことへ想いを馳せながら見つめる煙は心地いいものでした。
時間という概念はつくづく不思議です。
均等に刻まれているはずなのに、楽しい時間はあっという間で退屈に感じる時間は途端に牛歩の歩み。
だからこそ待つ豊かさをもってみると、また少し違った気持ちで過ごせる気もします。
おいしい香りに深呼吸。
okizaのご近所さんとお裾分けしながら旨味が詰まった燻製に舌鼓を打ちました。
下ごしらえから始まって、ゆっくりじっくり待ったからこそ喜びもひとしおです。
少しずつコツをつかんできたおかげで次はもっと上手くできそうな予感。
またひとつ、ささやかな楽しみが増えそうです。